作業療法学科 ~心とからだの生活リハビリテーション~

作業療法学科
動く、考える、創る。
心身に障がいを持った方が、
社会で暮らしていくための支えになること。
作業療法士(OT)のミッションは、心身に障がいを持った人々の日常生活や社会生活の再建、つまりは病気や障がいを負っても自分らしく暮らしていくために、心とからだの回復を支援します。また、暮らしの工夫や環境を調整し、対象者とともに実現できるようサポートする仕事です。緑生館では学年の垣根を越えて上級生と下級生が学ぶ場や、卒業生をはじめ、臨床で活躍しているスペシャリストを招き、実践的な知識や技術を学ぶ場を多く取り入れています。教育においては、学生の個性を重視し、その学生に応じた学習方法を専任教員が個別に支援しています。さらに、他者との関わりにおいて必要な事や周囲と協力し合う姿勢など、社会人としての基礎も身につけながら自信を持って現場で働けるOTを育成します。
作業療法のことがよく解る映像です
「作業療法との出会い」~その取り組みと姿を追う~ 一般社団法人 日本作業療法士協会 制作

リハビリテーション教育評価機構 認定

作業療法学科 学科長 倉富 眞
一般社団法人リハビリテーション教育評価機構とは、全国のリハビリテーション養成校の「教育の質」を保証するため、養成校に対して公正かつ厳正な審査を行い、その教育施設の優れている点や課題を明らかにする中立的な第三者機関です。

緑生館作業療法学科は、すべての評価基準を満たしているとの評価を受けるとともに、「臨床実習におけるCCSは、先進的な取り組みである」点をとくに優れているとの評価をいただきました。

学科長あいさつ

作業療法学科 学科長 島ノ江 寿
作業療法学科 学科長
島ノ江 寿

作業療法学科では経験や体験の中から「気づく」「感じる」ことを重視しています。例えば上級生が作業療法の検査測定を下級生に実施することで、上級生は測定技術やコミュニケーションなど何が上手くいき、いかなかったのかそこに気づいて次の成長に繋げます。下級生は上級生をモデルとし、これから何を自分が身につける必要があるか肌で感じ、学内での能動的な学習に結びつけます。その経験を繰り返し重ねて学生同士の体験から生活に支障をきたす方々への実践の場でさらに学びを増やしていきます。自分自身の成長を実感したい、そんな学生を作業療法学科では精一杯応援します。同じ目的を持った仲間と一緒に緑生館で作業療法士を目指しましょう。